自分がどういう人間か、何が長所か、何がしたいのか分からない人へ

男の子は優しい、とよく聞くけれど

我が家の長男も本当に優しいなぁ・・!と思います。

お風呂は子供二人と私の3人で入っているんですが、

先日、お風呂から上がって体を拭いている時に娘が

「お茶飲みたい!お茶、お茶~(;O;)」

と半泣きで言いました。

私は

「お部屋(リビング。15mくらい離れてる)に行ったら飲もうね~」

と言っていたら、

先に体を拭いて

リビングに向かっていた長男

(もうだいぶ先に進んでた)が

娘の「お茶~」を聞いていたようで

お茶を持って来てくれました。

頼んだりとかしてないのに。

息子はこういうことがちょくちょくあります。

ほんと、すごいなーーと尊敬します。

親は「こういう風に(人に優しく)するんだよ」

とか一切言っていないのに、

勝手に優しい人に育っています。

優しいというか、

人が何を欲していて

何が必要で

何があるとうれしくて

そして自分はそれに何ができるか、

を分かっていて、やる。

本当にすごい。

私が子供の頃は絶対にできなかった。

まず細かい察知ができないだろうし、

気付いたとしても

お茶をわざわざ持っていってあげるとか

面倒で^^;やらなかっただろう。

そしてまた別の日。

息子(年長)が

「オレ、勉強がやりたい!小学生の勉強をやりたいよ!」

と言い出しました。

びっくりして「なんで!?どうしたの?勉強したいの??」

と聞くと

「テストで百点が取りたいんだよ!だから、今から勉強するの!」

とのこと。

なるほどね~。(負けず嫌いだもんね~

「そうか、やりたいなら、今度小学生用のやつ買ってくるね!」

私「確かに、勉強はやればやるほどできるようになるものね。」

子「オレはぜーーんぶ百点取るよ!簡単だもん♪」

私「お勉強、だんだん難しくなっていって百点取るのも難しくなっていくんだよね~」

「百点って、ひとつも間違えなかったってことなんだよ」

「ひとつも間違えないで全部正解できるようになるには

たくさん、たくさん練習するんだよ」

私「お勉強は練習すれば誰でもできるようになるんだよ」

「でも、長男くんの優しい行動とか細かいことに気が付くところとかは

誰でもできることじゃないんだよ。

練習してもできない人もいると思う。」

子「そうかな、、みんなできるでしょ」

私「ママは長男くんみたいにできないよ」

子「うそだ~」

私「すごいな~と思ってるんだよ」

子(無関心・・^^;つまんなくなって他の遊びを始めた^^;)

この会話をしながら、

あ~これって引き寄せでも同じことだな

と思いました。

始めからあるもの。

手に入れようと努力して手に入れたわけではないもの。

誰かに言われて身につけたわけではないもの。

自然にやっていること。

個性とでも言うのかしら。

これらは、すごい力を持っている。

簡単に発揮することができる。

または、発揮している意識さえないかもしれない。

それほど簡単に、

他の人にとっては難しいことが簡単にできる。

そこを、伸ばしていけばいいんだな。

その能力を使う機会を増やせばいいんだな。

その能力。

自分ではたいして重要じゃないように思ってしまうかもしれませんが、

他の人から見たら

うらやましいものだったりするんですよね。

能力と言っても、

何かができる、とかだけではなくて

何かが好きだったり

何かが嫌いだったり

その人の嗜好や感じ方や

そこからくる行動も

能力の一つだと思います。

そうそう、息子に

「なんで息子くんはそんなに優しいの?」

と聞いたら

「分かんないよ、体が勝手に動いちゃうんだよ」

と言われました。

この「体が勝手に動く」、

勝手にそうしてしまうようなこと。

それが自分の大きな大きな資産、能力、なのだと思うんです。

体が勝手に動く

当たり前だと思っている

または意識していない

大した価値のない普通のこと

と思われがちなこの能力なので、

自分で気が付くのが難しい。

気が付くにはどうしたらいいか。

それは、

親が子供を見るように

自分のことをみてあげたらいいんだ、

と気が付きました。

そう、息子の能力に気が付いた、

母親である私が息子にしてきたことを

自分自身にもしたらいい。

何か言った、

何かした、

そのたびに注意を払う。

あぁ、この子はこういうことを考えているんだな。

こういうことがしたいんだな。

そういう風に思えるってすごいよ!

そういう風にできるってすごいよ!

と、ほめ目線でその子のことを見つめる。

(つまり親ばか(笑)

大人になって、

自分をほめる対象のハードルが上がっていましたが

別に些細なことでもいいんだよな、

と気が付きました。

会社や何かの大会で大きな成績を残さないと

自分のことをほめられない。

→いやいや、そんなことない。

普段子供に向けている

基本ほめ目線の観察力を、

自分に向ける。

そうすると、小さな小さなことでも

ほめていいことなんだと思えます。

褒めるというか、認めるというか。

例えばこのブログも、

自分が楽しくて

アウトプットのためにも

頭の整理のためにも

また、今後読み返したいからというように

ほとんど自分のために書いているブログですが、

それでも、

年単位で続けているものがあるというのは素晴らしい!

と言えます。

能力のない人はいません。

断言できます。

能力というのは、個性とほぼ同じ意味です。

個性のない人はいませんよね。

個性を生かす。

それが自分を生きる一つの方法のように思います。

(たくさん方法はある)

特に、本棚やブックマークは

自分の興味がそのまんま出ていると思います。

誰かに「買え」と言われなくても買った本、

誰かに「読め」と言われなくても読んでいるHPやブログ。

子供の頃から好きだったもの。

時間があったらやってみたいこと。

時間がなくても細々とやり続けていること。

行ってみたいところ、やってみたいこと。

そういうところからも

自分の能力、個性が読み取れると思います。

あとは気が付くかどうか!

ここまでずらずらと書いてきましたが、

要は

「自分のことを良く知ろう」

ということなんですね。

ははは、もうすでによーくよーく言われていることじゃないですか(゚Д゚;)

でも具体的な方法がよく分からなかったので

今回子供と話していて

色々気が付いたのは新しい発見でした。

ここで共有したことで

どなたかのお役に立てたらうれしいです。

本当にそう思っているし、

<世界=自分>

私もどこかで

どなたかが発信してくれたいい情報に巡り合えるものと

信じています。(分かっている、という感じかな

人の為でもあり、

自分の為でもあり。

愛にあふれた世界に住んでいる、という感じがします。

それではまた☆彡

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