親に、子供の運動会に来なくていい、と伝えました

秋ですね。

運動会シーズンです。

私が子供の頃は、

手作りのお赤飯と

まだ出始めで高いであろうハウスみかんを持って

毎年欠かさず祖父母が応援に来てくれていました。

運動会が終わったら

家に帰ってお弁当の残りを広げ、

その日に撮ったビデオを見ながら

みんなでしゃべって食べて、

ひと眠りしたおじいちゃんが起きた頃(夕方?)

祖父母は帰っていく、

という感じでした。

さて、我が家にも子供が生まれ、大きくなってきて

運動会に参加する年齢になると

私の母も、祖父母と同じように

運動会の応援に行くよ!と言ってくれるようになりました。

その間にも、

子供たちの誕生日とか七五三とかで

何度かうちに来てもらっているんですが、

来てくれるけど、

早く帰りたがるんです。

ま、片道2時間のところ来てくれてるのでそれは分かりますが、

なんと言ったらいいんでしょう。。

嫌なエネルギーを発してるんですよね。

来たんだからいいでしょう?

という感じ。。

来たんだから、孫たちを可愛がってることになるよね!

という感じで、

帰る時も、孫たちとの時間を惜しむように、ではなく

とにかく早く帰りたい、という感じで

帰っていくんです。

ここまで書いて分かりましたが、

愛が感じられない感じなんですよね。

子供が生まれてからの数年の間に

そういう感じを受けることが何度もあって、

そんな気持ちだったら来てくれなくてもいい、

むしろ子供たちに悪影響だから来ないでほしい、

という気持ちにうすうす気が付き始めていました。

そして、

「今年の運動会のはいつ?」

と聞かれた時、

「うーーん、いつも早く帰りたがるし、

そんなに嫌ならなんで来るんだろう、と思ってたんだよね。。

そういう気持ちだったら来なくていいよ。

遠くて大変だろうから来なくていいよ。」

と言いました。

言えました。

もっとスマートな言い方があっただろうと思いますが、

こんな言い方しかできませんでした。

でもそれで合格です。

これが最善だったと思います。

私の本音が伝えられたから。

その後、年長さんの息子が

リレーのアンカーに決まったと先生に聞いて、

一応母に

「長男くん、リレーでアンカーだって!動画送るね!」

と伝えると、

「がんばれー!」

とのこと。

私は長男がアンカーに決まったことを

母に伝えようかどうしようか

ちょっと迷いました。

でも、どう言われてもいいように

「動画送るね!」

を付け加えました。

アンカーだって伝えるってことは、

「見に来て欲しい」と伝えてるようなもののような気がして。

でも、本当に、気持ちがこもっていない行動はしてほしくないんです。

余計にむなしくなるだけだから。

普通、孫がアンカーになると聞いたら

「本当~!!ぜひその姿を見に行かなくちゃ!!」

って思う(言う)だろうと、私は勝手に思っていたんですが、

母はそうじゃないみたいで

私はやっぱりちょっとがっかりしました。

でも、これではっきり分かりました。

母は、私の子供たちをそう大切に思っていないこと、

私のこともそう大切に思っていないこと。

私は、もう40歳も近くなってきましたが、

まだ親の愛情を欲しがっているんだな、ということを。

私がコントロールできるのは自分だけです。

人のことはコントロールできないし、

人は人、その人の自由にしたらいいのです。

私は自分を幸せにしてあげたらいいのです。

母がこんな感じなのは仕方がないし、

それが私の母なのだ、と受け入れるしかありません。

私が悪いわけでも

母が悪いわけでもありません。

私も母も、

何かを変える必要はないと思うんです。

それぞれはそのままで素晴らしいから。

私はもう誰かのことを気にした行動をする必要はないんですよね。

私の実家は

妹を始め、というか、両親を始め

ちょっと変な感じ、

マイナスのエネルギーをまとっているので、

家族以外の人がそのエネルギーに触れると

やっぱり「おかしいな」と分かっちゃうんですよね。

具体的に言えば、

弟も、弟の奥さんも

うちの実家との付き合いに悩んでいて(おかしいことが度重なるから)、

お盆やお正月も

お姉ちゃん(私)が実家に行くなら弟一家も行きます、という感じだったんです。

私は実家にみんなで集まる文化をなくしたくなくて

これまで頑張っていたようなところがあるかもしれませんが、

それをもうやめようと思いました。

うちの子供たちを大切に思っていない人の所へ

どうして遊びに行くでしょう。

そんな時間の使い方は、子供に失礼、私に失礼です。

お墓参りには行きたいのでお墓参りだけして、

弟の子供たちと遊ぶ時間をどこかで作って、

それで帰ったっていいんですよね。

いつも、母の、うちの子供たちに対する感じが嫌だったので、

そうか、

嫌なら行かなければいいんだ、

と分かったと言うか

悲しい思いにしっかりと目を向けて

その思いを悲しくも認めた、という感じです。

私はどこかで好かれようとしていたのかもしれない。

きっと、これからもまだまだ出てくるだろうな。

この、

親に愛されたい、大切にされたい、好かれたい、という思い。。。

なんてかわいそうな子供のような心。

でも、大人になった頭も持っている。

自分の心を大切にできる、大きな心と視点も持てるようになった。

自分が幸せに生きる道も、分かってる。

自分が自分を大切にしないでどうするんでしょう。

私が私を大切にしたらいいだけです。

今回はその一歩を踏み出せた記念の日と言えます。

私が望むものは、

私を大切にしてくれる親。

私の子供を大切にしてくれる親。

私に、私の子供に愛を持ってくれる親。

孫の運動会に来て、

「こんなに大きくなってこんなこともできるようになったなんて・・感激やわ!!

かっこよかった!!よく頑張ったねぇ!!!」

「写真いっぱい撮ったよ~~!」

「孫ちゃんの好きな〇〇持ってきたよ!!」

というような感じ。

私が望むものは 愛 なんだなぁ。。

ちなみに、どうしてお母さんがこうなのかも分かっています。

母は、できない人、うまくいっていない人が好きなのです。

つまり、マイナスを見てる人が、好きなのです。

自分がマイナスを見ているから。

人を助けたいなら、自分が爆発的に幸せな状態でいることです。

相手を直接助けることはできない。

相手の幸せを願って、

そしてその人はその人自身でそうなれると信じて。

相手の幸せな姿を見ていてあげることだけです。

(あぁ~~、「人を助けたいなら」以降は、降ってきた内容です。)

(私が何をしたらいいのか、という内容ですね。ありがとう。)

私以外のどなたかの役にもなるのかもしれませんね。

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