昨日、我が家の子供たちがおもちゃの取り合いをして、
下の子が負けて泣いていました。
妹「わぁぁーーーん(ノД`)」
私は数日前本屋で育児系の本を立ち読みして
「兄弟げんかでは親は裁判官にならないようにする」
みたいな内容を読みました。
それが頭に残っていたので、
「裁判官にならない・・・?」
「・・ならどうしたらいいんだ??」
ってなっていたら、
夫が、すっと下の子をなでなでしに近付きました。
あぁ、そうだ、なんでこんな簡単なことが分からなかったんだ、と思いました。
母親なのに・・とちょっと恥ずかしかった。
本も立ち読みでしっかり読んでいなかったし、
そんな聞きかじりの知識なんかより
子供がどうしたらホッとするか、
どうしたらうれしい気持ちになるかを考えたらそれでよかったのに
と思いました。
いつもなら普通にできていること。
例えば、転んで泣いていたら
「痛かったねー(>_<)」
お友達にいじわるされたのを発見したら
「やだったねー(>_<)」
どう思ってるかを代弁して、ぎゅっとしたりなでなでしたりする。
分かってくれてる、って思うと
なんだか心が軽くなりますよね。
誰が悪い、とかじゃなくて
今あなたがどんな気持ちか分かってるよ、
分からないにしても、分かりたいよ、というのが伝わると
心がホッとする気がします。
(これって子供に向けてだけじゃなくって自分自身にも使えそう。)
兄のおもちゃで遊びたかった妹も、
取られて嫌だった兄も、
どっちが悪いじゃなくて
それぞれ、やりたいことがあったんだよね。
それぞれ、気持ちがあったんだよね。
二人ともを大切にできるやり方がある。
両方を大切にできるやり方がある、と思うと
親の私の方も気持ちが楽になりました。
たとえ悪いことをしてしまったとしても、
どうして悪いことをしてしまったのか、理由がある。気持ちがある。
それは悪いことだと理解させる、その行動はもうしないでと伝えることと、
その時の子供の気持ちを理解するのは別です。
両方すればいいだけなんですね。
なんだか気が楽になりました。