ギャンブル依存症 と 自分を大切にするということ

先日テレビでギャンブル依存症の番組がやっていました。

番組では、ギャンブル依存症の方とそのご家族、

それからギャンブル依存症問題を考える会の代表の方のやり取り等が放送されていました。

私が「これは!」と思ったのは以下の部分です。

依存症の方と代表の方が話して、

「回復施設へ行く。また連絡する。」

と言ったものの連絡が来ず、

次に家族から連絡が来た時は

「またギャンブルに手を出して、(家族が)お金を工面した」

という状況。

代表者「お金はどうやって工面したの?」

家族「サラ金で。。」

代表者「えええ!?」

代表者「どうして自分を大切にしないの?」

代表者「そこに原因があるみたいだね。」

という内容の会話がなされます。

大学で勉強していた時にもよく聞きました。

子どもなんかは特に、

子どもだけに何かするんではなくて

家族を含めて対応、支援する必要がある。

それで、ギャンブル依存症のTVの話に戻しますと、

ギャンブル依存症がひどくなるには少しずつ段階があったと思うんです。

家族が、その家族を大切に思うがゆえに

ギャンブル依存症を助長させてしまっていた。んですよね。そう思いたくないと思いますが。

お金をせびられ、嫌々ながらも出すことで。

借金を肩代わりすることで。

果てには借金してまでも、お金を渡すことで。

それも、最後の方は暴力におびえてのことかもしれませんが、

最初はその家族を思ってのことだったと思います。

家族を大切に思う気持ちからの行動なんですよね。

だけど、それじゃだめだった。

依存症を助長させるだけだった。

どうしたらよかったのか???

その家族を大切に思うなら、

自分を大切にすべきだった。

あぁ、こんな話を思い出しました。

ある姉の所に電話がかかってきました。

男「あなたの弟が事故を起こしました。今なら示談できます。300万。どこどこに持ってきてください」

姉「うちの弟が申し訳ありませんでした。示談はしません。罪を償わせます。」

・・・って、この電話は詐欺の電話だった。

自分を苦しめてまで助けることはない。

それはひいては相手の為になる。

自分を大切にする、という姿勢は

日々の引き寄せ生活の中で常に意識していることですが、

まさかギャンブル依存症に対する家族の対応でもキーになってくるとは

ちょっと驚きました。

自分を大切にするというのは実に奥が深い。。

そういえば私は子育ての中で、

自分が招いた結果は自分でおさめさせるようにしています。

かわいそうだけど、

つい手出しをしたくなるけど、

見ています。(年齢相応のことは。)

よくあるのは、ごはんをこぼした時。

ティッシュを取ってあげるくらいはしますが

自分で拾わせ、拭かせます。

これは4歳くらいからでしょうか。

自分でその結果を経験しないと、学ばないからです。

いいよいいよ、ママが拭くよ、と毎回やってあげるのは

子どもから学ぶ機会を取り上げているのと同じになります。

ま、時にはやってあげることもありますけど、たまにです。

基本は自分で責任を持ってもらいます。

もちろん、教えることは教えます。

このギャンブル依存症のTVを見て、

ブログを書いてみて(書いていたら気が付いたんです)、

私のこの子どもへの対応は悪くはないのかも、とまた少し自信が持てました。

それに、ギャンブル依存症が重症になっていくのは

引き寄せの感じと似ているな、と思いました。

転がりだしたらなかなか止められない。

気が付いた最初の方なら、方向転換するのもそう大変じゃない。

ふぅぅ!

日々の小さな気持ちの調整って大切だ!

と改めて思います。

どうせ転がって大きくなる雪だるまなら、

楽しくてうれしくてしあわせな方向がいいですね!

今日もいい方向へ車輪を回していきたいと思います!

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