結婚式をする前に、
式場の神父さんからミニお説教?を聞く会がありました。
その中の一つを今もよく覚えています。
ーー
みなさん、ダイヤモンド、知っていますか?
すごくきれいで、キラキラしてる。
でもあまり取れなくて価値があるので、高い値段が付いていますね。
世界で一番大きいダイヤモンドってどのくらいの大きさか、ご存じですか?
これくらい(こぶしの大きさくらいだったかな)あるんですよ。
その世界一大きいダイヤモンド、いくらくらいするでしょうね。
何十億、何兆とするかもしれませんね。
さて、新郎さんたち。
新婦さんはその世界一大きなダイヤモンドよりも、
もっと価値があるんですよ。
世界一大きなダイヤモンドよりも、価値がある。
世界一大きなダイヤモンド、どうやって扱いますか?
乱暴に扱わないでしょう?
丁寧に丁寧に、大事に大事にしますよね。
あなたの大切な新婦さんは、
世界一大きなダイヤモンドより価値があるんですよ。
丁寧に、大切にしてくださいね。
ーー
私はそれを聞きながら
「よく言ってくれた!!もっと言ってくれ!」
と思っていました(笑)
どうしてそう思ったのかは忘れましたが
当時の夫は今と同じで、仕事仕事仕事・・って感じだったからかもしれません。
あれ、でも不思議と、
夫は今より仕事は忙しかったけれど、
私のことも大事にしてくれていたことしか覚えてないです。
私、幸せですね(笑)二つの意味で^^;
おっと脱線しました。
神父さんが教えてくれた
「世界一大きなダイヤモンドより価値がある」
は、何も夫が妻にそう思って大切にするだけじゃなくて、
「妻が夫に」もそうだし、
「親が子に」もそうだし、
「自分が自分に」もそうですよね。
自分は、何十億とするダイヤモンドよりも価値がある。
でっかいキラキラの塊よりも価値がある。
私はそんな大きなダイヤモンドは見たこともないですが、
ダイヤモンドというだけで、なんだか恐れ多く、
ひゃーダイヤモンド様~><
って気がしちゃいますが、
神父さまのこのお話も、
「認識を変えよう」というお話だったんだな、と思います。
ダイヤモンド=すごい価値がある
となると
人<ダイヤモンド
となりやすいけどそうじゃない。
人>ダイヤモンド
ダイヤモンドつながりで思い出しました。
私は婚約指輪を買ってもらいました。
石も形も吟味に吟味を重ねて選んだ、大好きな指輪です。
だけど、結婚式にお呼ばれした時くらいしかつけなくて、
年齢的に結婚式に呼ばれることが少なくなった今、
あまり付ける機会がありません。
赤ちゃんがいると赤ちゃんを傷つけそうだと思っていましたが、
下の子ももう1歳半を過ぎて、
もうそろそろ大丈夫かな?とも思ってきました。
婚約指輪、付けて過ごしてみようかな^^
まずは休日から始めてみます。
婚約指輪のダイヤって存在感ありますよね・・
あれを付けるって、
今の私にはちょっと抵抗があります。
「なにそんなにキラキラさせてるんだよ?」
って。^^;
でもそれって自分を低く見てる感じですよね。
キラキラは似合わないよ、と。
でも、婚約期間はへっちゃらで平日もそれを付けて過ごしてたし、
もっと言うと
婚約指輪を付けたままお皿も洗っていました。
そして時々キラキラするのを見て、うっとりしていました(笑)
あれくらい、キラキラを身につけることに慣れたらな、と思います。
自分はキラキラダイヤを付けてもいい存在。
自分にはもったいない、
と思っていることをしてみるのもいいかもしれないです。
自分にはもったいないと思っていることをやってみる、
慣れてみる。
制限を外すってこういうことなのかな、と思います。