引き寄せって、認知行動療法のよう

私は大学で臨床心理学を専攻していました。

私が大学で勉強していたのは十年以上前ですが、

その頃は臨床の世界では認知行動療法が「いいぞ!」と言われていました。

今はどうなのか、もう勉強もしていないし

臨床に携わっていないので分かりませんが、

当時はそうでした。

認知行動療法とは、

「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法

こころのスキルアップトレーニングより)

Wikipediaでは

症状や機能不全な行動は、認知を介して生じているとみなされ、思考や信念が変化されることで改善されるとされている

と説明されています。

引き寄せを意識して生活してみて、

ん~これは、認知行動療法に似ているなぁ

と思いました。

自分の認知から変える。

認知行動療法は、療法と呼ぶだけあって治療の方法です。

治療は、病気を治すために行います。

病気を治す、というか、

上に抜粋したWikipediaの説明通りですが、

精神的な病気は機能不全な行動として現れてきたりするので、

その機能不全な行動を改善するため、と言えます。

それに比べて引き寄せの法則の方は、治療ではありません。

病気が対象というわけではありませんね。

病気とまではいかないまでも、

不安であったり、苦しかったり、不足している感じがあったり、

それらに対して

「もっと良くなる」を目指しています。

同じなのは、どちらも「認知」に注目している点。

「認知」を変えることで、結果(行動)を変えようとしている。

誰か、引き寄せの法則について研究してくれないかな(他力本願 笑)

認知行動療法の様々な研究から、この療法が有効であることが分かっているなら、

同じエッセンスを持つ引き寄せの法則も、科学的に有効だと言えそうだと思う。

研究、とするとちょっと難しいのかな。定義とか、研究対象とか。

「引き寄せ」とか呼ぶから非科学的なイメージになるんだよね。

まぁそれが治療ではない所以だけれど。

ということで、引き寄せ生活に何かプラスになることはないかと思って、

認知行動療法について本を読んだり調べてみようと思っています。

認知行動療法は主に治療者と一緒にやるものですが、

セルフヘルプもあるようですね。

ただ、自分の認知を扱うので「セルフ」はなかなか難しそうです。

そこをやっているのが引き寄せの法則ですよね。

セルフヘルプについても調べてみたいと思います。

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