子供に、
「それはダメ」
って言わないといけない場面ってありますよね。
例えばガチャガチャ。
スーパーに行くと必ずと言っていいほど
「ママ!来て!見て!仮面ライダーのコレ!」
となります。
息子はガチャガチャやりたい。
でも毎回買ってあげることはできません。
そんな時私は
「ダメ、今日は買えないよ、行くよ!」
と言っていました。
でも、息子の
「いいなぁ~かっこいいなぁ~欲しいな~」
という気持ちも大切にしたい。
買ってあげられないけど(笑)
なので
「ママ!来て!見て!」
と言われたら、
ガチャガチャの前まで一緒に行って、
一緒に見てあげるようにしました。
「見て!これ!新しい!!」
と息子が言えば、
「ほんとだ!新しいね!かっこいいね~!」
と言って、
「ママ!見て!かっこいい~!これ飛ぶやつだ!!」
と言えば
「おぉ~ほんとだ!飛ぶみたいに見えるね~」
とかって言う。
そこに置いてあるガチャガチャの機械を
全部見たりする息子。
子「わ~これお寿司のキーホルダー!」
私「ほんとだ、本物みたい~!」
と一緒に楽しむと、
息子も気分よくその場を離れることができるようです。
習い事で課題ができるとシールをもらえるんですが、
我が家ではそのシール1枚で1回ガチャガチャができる、
という約束をしています。
なので
「またシールもらったらできるね」
と言って終わりです。
私が言うこともあるし、
息子本人がそう言うこともあります。
(ちなみに2枚で子供用雑誌1冊、
1枚では他にゲームセンターのゲーム1回できる)
そのシールは一か月に3枚までもらえるので
大抵雑誌1冊とガチャガチャ1回、となります。
おっと話がそれました。
何が言いたかったかと言うと、
同じ「買わない」でも、
気分良く「買わない」をすることもできるってことです。
「ダメ、買わない、そんなにいつもいつも買えないよ!行くよ!」
って言って手を無理やり引いて進むのも
「ほんとだ~かっこいいね!じゃ、行こうか」
って言って進むのも
同じ「買わない」なんです。
でも、気分が全然違う。
いつも気分が悪くなること、
他のやり方があるんですよね。
気分が悪くなるどころか、楽しくもなれるやり方が。
そういうところをどんどん探して、気付いて、増やしていこうと思います。