ルールを守って偉いね!  ?

昨日息子を保育園に迎えに行ったら、先生(担任じゃない)に

「長男くんはルールを守れるかっこいい年長さんなんですよ!!」

と言われました。

給食で出たお魚をごはんと混ぜないで食べたんだそう。

おかずとご飯は別々に食べようと言われているんだそうです。

来年から小学生になるので、小学生になる練習を色々している一環だと思われます。

先生への返事も、「うん」だと保育園生で、

小学生は「はい」なんだよ。とか。(息子が家で教えてくれた。

同じテーブルの子はみんなお魚をごはんに混ぜて食べていたのに、

長男はルールを守ってお魚とごはんを別々に食べたんだそう。

先生は何度も「ルールを守れて偉いね!」とほめてくれました。

が、私は何が偉いのか分からなかったので

「へぇ~、ごはんとお魚を別々に食べたんだねー^^!」

と子供に声を掛けるので精いっぱいでした^^;

それ以上盛り上げられなかった^^;

まず、「ルールを守って偉い」というのが良く分からなかった。

むしろ、やりたいことをやってる方がいいんじゃ、、みたいな。

人の言いなり、みたいな、、。

それも、ルールと言ったって信号を守るとかなら分かるけれど、

お魚はごはんと混ぜない、とかいう内容だし、

別にそこまで守らなくても、、と思ってしまいました。いけない保護者ですね^^;

先生がほめてくれている間、息子はムスっとしていました。

怒っているような。照れているのではない感じ。

それでも先生には

「褒められて恥ずかしいのかなー!?すみませんー^^;」と言って帰ってきました。

帰宅後

私「どうして長男くんはお魚をごはんに混ぜなかったの?」と聞くと

子「混ぜたらいけないって言われてるから。」

私「へー。まぁ、大人になっても混ぜて食べることもあるけどね(笑)」

私「なんでルールを守ろうと思ったの?他の子は守ってなかったんでしょ?」

子「先生がそう言ってたから。オレも混ぜたかったのに・・!家では混ぜて食べるから!今度お魚焼いてね!!」

私「ははは、いいよ。」

私「なんでそんなルール作ったんだろうね」

私「小学生になったら恥ずかしくないように、先生も色々と考えてくれたのかなぁ。もし、混ぜて食べてていじめられたりしたらかわいそうだと思ってさ。」

ルールを守るっていうか、

先生の言うことを聞いて偉いと言われているようで

ちょっと違和感を感じたのかもしれません。

長男と話した感じだと、もうこれは性格です。

長男は2歳とか3歳くらいから

ちゃんと物事が整列していないと気になるらしくて、

数字も順番に並んでいないと気になるし、

とにかく何かに法則のような要素があれば、その法則に則って整理させたくなってしまう。

偉いとかなんとかじゃなくて、性格。性質。

性格や性質に良いも悪いもなく、

だから褒めるようなものでもないし、

ただ単にそういう子供、そういう人間、ということだけ。

あぁ、ルールを守りたいんだね。それだけ。

それが偉いとかじゃない。

お魚をご飯にまぜるよりも、ルールを守る気持ちよさを優先させたに過ぎない。

ルールを守る方が気分が良かったから。

だから、気分が少しでもいい方を選べてよかったね、という感じかな。

ルールを守って偉いね、とほめると、

何も考えずにただ決められたことをやる人間になってしまわないかなぁ。

ルールはなぜルールになったのか?ルールの持つ意味は?それをやった方がいいのか?

自分なりに考えてから行動を決められるようになってほしいな。

ま、保育園児にはまだ難しいだろうけど^^;

とにかく、「言われたことを守って偉い」はちょっと好きじゃないなという話です。

思いっきり他人軸じゃないですか。

自分で決めて、自分で何か考えて、そのように行動する練習をしてほしいな。

ーー

と、ここまで書きましたが、子どもの様子次第かなと思いました。

長男は整理整頓好きですが、

もし下の子がなかなかルールを守らない子だったら、

「ルールを守れて偉いね!」と思うと思います^^;

ブログランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする