息子が泣いている

息子が作っていたプラレールを

妹に壊されて泣いていました。

それを見て、

「私、何かを壊されて悲しかったことがあったかな?ない気がするけど。」

と思いました。

息子が泣きながら訴えます。

「せっかく作ったのに壊された!嫌だった!!」

「妹ちゃんなんかいなければいいんだ!」

「妹ちゃんは一人であっちに行け!」

「僕はママを独り占めしたい!」

私は息子を抱きしめながら言います。

「せっかく作ったのにね、それを壊されたら嫌だよね。」

「いつも妹ちゃんに優しくしてくれてありがとうね」

「いつも色々我慢してくれてたんだもんね」

「妹ちゃんいなければいいって思ったんだね」

「ママを独り占めしたいんだね」

このプラレールは、

息子のいつかの誕生日かクリスマスのプレゼントだったものです。

それを、妹に貸すとか一緒に遊ぶとかは、

もし私が同じ立場でも嫌です。

だって自分のなのに。

なので、

「これは息子くんのだけど、妹ちゃんと一緒に遊ぶおもちゃにしてくれない?」

「その代わり、息子くんには新しいおもちゃを買ってあげよう」

そしたら目の色が変わって(笑)

「仮面ライダーのガシャットが欲しい!!ヽ(^o^)丿♪」

「妹ちゃん!電車、使っていいよ♪」

という感じになりました(笑)

息子が泣いて訴えていたのは

「我慢していた」

「自分だけを見てほしい」

ということ。

私もきっとそう感じていたんでしょう。

あれ。

夫がよく「忙しい、忙しい」

と言うのも、あれは私が思っていたことかもしれないなぁ。

どうしてほしいかと言えば、

助けてほしい。

頑張ってるね、と認められたい。

愛を向けてほしい。

うん、そうか。

夫が今度「忙しい」発言をしたら、

「またか」という態度を取らずに

愛を向けてあげよう。

夫は私だ。

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