ぼくのバラ色の人生

先日、夜中に目が覚めて眠れなくて起きてしまった日。

夫がテレビを付けたら洋画がやっていて、

何気なく見ていたら引き込まれて録画して観ました。

「ぼくのバラ色の人生」

一言で言うと性同一性障害の子供の話です。

最後から20分くらいのところしか観てないのですが、

考えさせられました。

女の子になりたい男の子。

でも、それを否定されている。

そう思ったらダメだと言われている。

映画のあらすじをネットで見たら、

自分が女の子になりたいせいで、

父親が職をなくし、

追い出されるようにして家も引越しをすることになった。

んだそう。

なんか、かわいそうで><

思ってることを、そう思ったらいけないと言われるって

こんなに悲しいんだ、、って思いました。

自分を丸ごと否定される感じ。

・・・これでは生きる意味が分からなくなりそう、、

やっぱり、本人がどう思っていようが、何が好きだろうが、

子供を受け入れてあげたいな、と思いました。

長男は生まれた時、眼球がグルグル高速で動いていて、

「これは目に障害があるな・・」

と覚悟しました。

悲しい気持ちがまずやってきて、

でもそれでも生まれたからには受け止める他にない。

と、一瞬で受け入れられたのに自分でもびっくりしました。

だって実際、生まれたんだもの。

育てて、一緒に生きていくしかないですよね。

で、結局目は一時的なもので、

何の問題もありませんでした。

だけどものすごくおかしい動きで、ものすごくびっくりしました。

その後も、

テレビで性同一性障害の子供の特集とかを観ては

まだ喋れもしないうちから

「この子が性同一性障害だったら・・」

とあれこれ考え、

「心の準備をしておこう」とか

「そうだったらこう考えよう、こう伝えよう」とか

考えていました。

2歳頃だったかな、

スカートが好きな時期があって本当に覚悟した瞬間もありました。

長男は5歳になりましたが、

仮面ライダーやら戦隊モノの好きな

心身共に男の子に育っています。

もうすぐ2歳の長女も、

お人形さん遊びが好きで

かわいいお洋服を着たがるので

心身共に女の子である可能性が高いです。

大きく「大多数」と違うことはなくても、

私の「普通」と違うことは多いでしょう。

その時に、いかに尊重できるか・・。

子供に接する時、

好きなことをしながら生きていく方法を一緒に考える

という姿勢がいいな、と思いました。

そうすれば、

本人の気持ちや考えや嗜好を受け入れつつ、

というかそれをそのまま持つことを前提に、

健康に社会で生きていきやすいように手助けできそうです。

例えば、人参が嫌いなら無理して食べなくてもいい。

代替の方法を探せばいい。

他の野菜や食品で補えばいい。

食べやすい方法を見つけたらいい。

うん、この考えは気に入りました。

ーーー

どうしてそれが「ダメ」なのか?

それを「ダメ」だと自分で決めているだけ。

自分で自分を縛っているだけ。

それに気付けば、自由になれる。

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