魔女の宅急便 どうして魔法が弱くなったのか、ようやく分かりました

息子が魔女の宅急便を観ていました。

私は見るともなく時々見ながら過ごしていました。

キキととんぼがプロペラ付きの自転車で走って、転んだ後、

とんぼの友達がちょうどそこを通って声を掛けました。

自分はなじめないような人たち。

自分とは違ってかわいい恰好をして今どきの感じ。

なじめないけど、ちょっとうらやましい。

(キキは、パーティに行くのに黒い服しかないと気にしていたり、

かわいい靴をウィンドウから眺めていたりと、

町のかわいい服を着た女の子たちをうらやましいと感じている様子がありました。)

そんな人たちが、とんぼに

「気球に乗りに行こう」と誘います。

とんぼは「キキも一緒に行こう」と誘ってくれました。

だけどキキは急に怒った感じになり、断ります。

続くシーンで、キキは魔法が弱まっていることに気付きます。

私はずっと不思議でした。

どうして魔法が弱まってしまったのか?

今までは

とんぼに恋をしたからかな?と思っていました。

だけど今日「ハッ!」と気付きました。

恋をしたからじゃない。

キキは自分を恥ずかしいと思ったんだ。

自分で自分を否定したんだ。

とんぼの友達で、

かわいい服を着た今どきの感じのかわいい女の子たち。

それと比べて自分は・・。

そう強烈に思ったんだ。

そして自分の特徴である魔法が使えなくなった。

自分を否定したから。

自分の特徴を否定したから。

自分の特徴を恥ずかしいと思ったから。

だから自分の特徴(魔法)が弱まった。

自分を否定すると、

長所まで消えてしまうんだ。

とんぼが気球から落ちそうになって、

自分の力を活かしたい!

自分のできることをしたい!

と思うことで魔法の力は蘇るんですよね。

自分は自分、ってことでしょうか。

人と比べる意味なんてないんだ。

人それぞれに長所がある。

自分を否定すると長所までなくなってしまう。

人と比べて気持ちが落ちることもありますが、

そういう時はキキのことを思い出そうと思いました。

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