子育て中は思考チェックしやすいな

長男が数字の勉強をしていました。

息子は数字しか見てないんでしょうね。

これまで足し算ばかりやっていたのか、

数字が並んでいたら足すものと思っているようです。

これを見て

「あれ?これ、ちがうよ?」

と言ったら息子は泣き出しました。

なぜ泣いているのか聞くと、

「間違えるのが嫌だから!!間違えたくないの!!!」

とのこと。

間違えるのは悪いことじゃないよ、

次からどこを気を付けたらいいのか分かるいいことなんだよ。

文を読まないと、何を聞かれているのか分からないよね?

ちゃんと文を読んでやるんだよ。

そして、間違えてもいいんだけど

同じ間違いを繰り返したらいけない。

同じ間違いをしないように気を付けたらいいんだよ。

と、話しました。

で、次に取り掛かったのは下の迷路。

でも「できないよぉーーー!!!」と半泣きで訴えてきました。

どれどれ、と見ると

・・・・まぁーーーーた、上の文を読んでないからじゃないかーーーーーーー!!!!!

私はここで怒りました。

「ねぇ!さっき言われたばかりでしょ!?!?

文を読んでからやるの!

同じ間違いを繰り返したんだよ??

しかも、言われてすぐに同じ間違いをしたよね!!」

私は怒ってその場を立ち去り、家事に戻りました。

離れて家事をしながら、さっき私が長男に怒ったことについて考えていました。

私はさっき怒ったけれど、

何度も間違えるのは本当にいけないことなのか・・・??

間違えないように気を付けるのは必要だけど、

一度で間違えないようになるか・・?いや、それはロボットだ。

みんな、何度も同じ間違えを繰り返して、その過程で覚えていく。

何度もやって、できるようになっていく。

何度もやることの方が大切だ。

それに気が付いて、息子に謝りました。

「ママさ、さっき、同じ間違いをしたらいけないって言ったけど、

ママも、何度も同じ間違いをしてできるようになってきたんだなと思い出した。

ママだけじゃなくて、先生や他の大人もみんな、

何度も同じことを間違えながら、何度もやって、できるようになってきたんだよ。

一度でできるようにならなくていい。

何度もやって、できるようになったらいいの。

さっきは、同じ間違いをした!って怒ってごめんね。」

私が日ごろ子供たちに話していることって、

私の考え方そのものなんですよね。

思考のチェックをするのにとてもいい機会です。

子供に

「〇〇しなくちゃダメ」

「〇〇したらいけない」

「こういう風にした方がいい」

「もっとこうして」

等と言う時、

「本当に??」と自分でその考えを第三者みたいに聞くことができる。

考えてみたら、

自分の子供以外に自分の考え(それも基本的な)を話すことってほぼありません。

子供を育てるこの期間、

すごくいい機会だなと思います。

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