同じ親が同じように育てても、 受け取り方は色々

同じ親が同じように育てても、

受け取り方は色々なんだなぁと思ったことがあります。

連休、妹と久しぶりにゆっくり話しました。

私たちの親は、

思い立ったらその時にすぐに行動します。

朝起きて、

「今日はどこどこへ行こう」

と思ったら、すぐにそこへ行きます。

距離は関係ありません。

世間でいう平日とか休日とかも関係ありません。

泊まるところを予約なんてしていなくても関係ありません。

絶対にどうにかなります。

なので、私たち兄弟姉妹は

幼稚園はもちろん、小学生までは学校があっても、

平気で休んで旅行に出かけていました。

幼稚園の時なんかは、それはもうじゃんじゃん休んでいました。

ほとんど幼稚園に行っていない月があったりもしました。

連絡ノートに、

登園したらカレンダーにシールを貼るようになっていて

がらがらだなー^^;と思った記憶があります。

私は楽しかったです。

なにも苦痛に感じることはありませんでした。

休めていいでしょー♪くらいに思っていたかもしれません。

でも妹は違ったみたいです。

休んでいた間に出来上がっている友達の輪に入れなくて、

いつも一人でみんなが遊んでいるのを見ていた、

んだそうです。

親はもちろん、姉の私からは全く想像つきませんでした。

だって、妹は誰よりもパワー全開、

優しく、かつ強気な女の子で、わがままを言って暴れて甘えたり、

子供の頃は特に

一番ふざけていて一番バカ笑いしていたような子でした。

私はどちらかと言うと、(妹に比べれば確実に)控えめで大人しく、

おっとりしていると自他ともに認識している感じです。

一番ふざけていて一番バカ笑いしていた妹は、

一方で「友達の輪に入りにくい」とさみしい気持ちを感じていたんですね。

子供がどんなことを感じているかって

なかなか分かりにくいですね。

パッと見て分かりやすい、キャラの方にに大きく影響されてしまいます。

あるいは、もしかしたら過去の一瞬の記憶が

ものすごく大きくなっているのかもしれません。

(過去の記憶はどうにでも変わると思っています)

妹は悪いことは全部親のせいにするところがあるので・・

それでも、今、彼女は「そうだった」と思っている。

今、お互い子供を持つ親となって

「幼稚園を休ませて遊びに行くか?」

みたいな話になったときに

姉妹の受け取り方の違いが発覚しました。

妹「嫌だったから、休ませない。」

私「楽しかったし、休みたがってるから、休んで遊びに行く。」

妹の子は幼稚園に入ったばかりなので

まだまだこの先どうなるか分かりませんが、

(休みたがったりしたら、また違う選択肢が出てくるかもしれないし)

同じ境遇でも

受け取り方が180度違うことにびっくりしました。

そして、そういうことって

どんなことにも当てはめられそうだ、と思いました。

私が「ダメだ」「イヤだ」と思うことも

見方を変えれば「いい」「うれしい」と思うことができる。

「いい」と無理して思おうとするんじゃなくて、

ストンと、「いい」と思うことができる見方が、

どんなことにもきっとある。

そんなことを、妹と話していて学びました。

妹、ありがとう。

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